【健康診断】受けなきゃいけない?年齢別で検査が違う理由は? 

学校や会社で指示されるがまま、毎年なんとなく健康診断を受けているけれど、どんな検査があって、どうしてこの検査を受けなければならないのかはあまりよく分かっていない…という方も多いのではないでしょうか?

今回は、知っているようで知らない健康診断についてご紹介します。

健康診断の種類

ひとくちに健康診断といっても、実はいろいろな種類があります。

①一般健診

  • 年1回の定期検診。
  • 診察や尿・血液検査、胸のレントゲン検査などによる約30項目の全般的な検査。
  • 対象者:35−74歳の方

②付加健診

  • 一般健診に加えて検査項目を増やし、病気の早期発見や生活習慣改善などの健康管理に活かすもの。
  • 対象者:一般健診を受診する方のうち、当該年度において40歳及び50歳の方。

③乳がん・子宮頸がん検診

  • 問診・乳房エックス線検査(マンモグラフィー)による乳がん検査、子宮細胞診(スメア方式)による子宮頸がん検査。
  • 対象者:一般健診を受診する40歳以上の偶数年齢の女性で受診を希望する方。

※40~48歳の方と50歳以上の方では検査の撮影方法が違うため負担額が異なる

④子宮頸がん検診(単独受診)

  • 問診・子宮細胞診(スメア方式)による子宮頸がん検査。
  • 対象者:20~38歳かつ偶数年齢の女性で受診を希望する方。
    ※36歳~38歳の方で一般健診を受けられる方は一般健診と併せて受診することも可能

⑤肝炎ウイルス検査(任意)

  • B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスへの感染の有無を調べるための検査。
  • 対象者:この検査を受けたことがない35歳以上の方で、健診結果において※ALT(GPT)の値が36U/l以上であった方。
    ※ALT(GPT)…肝臓にある細胞の障害の程度をみる検査項目。4~44 IU/Lが正常値と言われ、高値の場合はアルコール過量摂取、肥満、薬剤、肝炎ウイルスなどが疑われる。

年齢別に異なる検査項目がある理由

例えば「乳がん」は、発症のピークは40代後半からですが、増加し始めるのは30代からと、比較的若い年代の発症が目立ちます。そのため、30代から定期的に検査を行うことが推奨されています。

このように、年齢別にかかりやすい疾患リスクがある程度わかっているため、年齢に沿ったリスクに備え、必要な検査項目が設定されているのです。

各検査項目で調べる内容と特定できる病気

  • 血液検査(空腹時血糖・脂質・γ-GTP):脂質異常や血糖の異常など全般
  • 尿検査:結石や腎炎、糖尿病関連、肝臓疾患
  • 腹部超音波検査:肝臓・すい臓・腎臓など内臓系疾患
  • 胸部CT検査:肺がんをはじめとした気管支疾患
  • 胃カメラ・便潜血反応検査:胃がん・腸癌などの消化器疾患、ピロリ菌検査

検査結果について

再検査項目がなかった場合

今の調子で健康に気を配りましょう。病気の「早期発見」「早期治療」のため、引き続き年1回は健康診断を受けるようにしましょう

再検査項目があった場合

健康診断の検査は基本的に簡易的なものなので、どうして異常値がでているか、もう少し詳しく検査をする必要があります

今回たまたま問題があったのか、それとも治療が必要な状態なのか、少し時間を置いて検査することが必要です。たとえ症状が無くても、重大な病気が隠れている場合もあります。

せっかく検査を受けたのですから、自己判断をして放置するのではなく、かならず受診するようにしましょう。

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